ふくねぎ(安岡ねぎ/下関ねぎ)栽培・品質管理モデル

ふくねぎ(安岡ねぎ/下関ねぎ)概要
下関市安岡地域を起点とする、ふぐ料理に最適化された極細の葉ねぎです。明治期から続く栽培の歴史を持ち、繊細な香り、適度な細さ、日持ちの良さを特徴とします。
規格区分
| 名称 | 長さの目安 | 太さの目安 |
|---|---|---|
| 福ねぎ | 約30cm | 3mm以下 |
| 下関ねぎ | 約40数cm | 3mm強 |
栽培モデルの5大成功要因
- 雨回避・ハウス育苗:安定した環境での育苗と、病害虫リスクの低減。
- 水管理:播種後1か月は確保し、以後は天候を見ながら極力控えることで品質を維持。
- 抽苔(ボウズ化)回避:苗サイズと低温遭遇の制御(晩抽性品種の活用と適正な苗管理)。
- 排水・通気:過湿に弱い特性を考慮した土壌設計と圃場管理。
- 出荷前の調整:黄色化部や二股を除去し、規格を固定(歩留まり5〜7割を前提)。
KPI(重要指標)の設定
- 収量・出荷量:最大の事業KPI。調整作業による歩留まりを考慮した計画が必要。
- 品質指標:官能評価(QDA法等による線尺度強度評価)の数値化、および食感の破断強度やピルビン酸生成量(辛味)を用いた科学的アプローチ。
栽培工程のポイント
栽培期間の目安は、夏60日、冬90〜120日です。施肥設計においては、砂丘畑での株元施肥により、品質を維持しつつ窒素肥料の削減を実現する手法が有効です。

